2019年09月23日
樫本大進さん関連のCD、レコードを展示しているドレミ楽器の富島勝則社長
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターで、国際的に活躍する赤穂ゆかりのヴァイオリニスト樫本大進さんのプロデビュー前から最近までのCDやレコードを集めた特別展が加里屋の「ドレミ楽器」(富島勝則社長)店内で開かれている。その場で視聴も可能で、「樫本さんの世界に浸って」と鑑賞を呼び掛けている。
クラシックのレコード、CDを約1万枚所蔵する富島社長(65)=佐用町西徳久=が、樫本さんが17歳で優勝したロン=ティボー国際音楽コンクールのライブCDから今春リリースされたベルリン・フィルのアルバムセットまで33点をピックアップ。自筆サイン入りレコードや非売品ディスクもあり、「樫本氏のディスクをほぼコンプリートしていると思う」(富島社長)という。
幼少期の樫本さんのヴァイオリンを調律したこともあり、「幼いときから、型にはまらない演奏で、ものが違っていた」と振り返る富島社長。「プロデビュー後は経験を重ねるごとに演奏の幅を広げている。CDを聞き比べて彼の進化を感じてもらえれば」と話している。
樫本さんが音楽監督を務める「ル・ポン国際音楽祭」に合わせて10月5日(土)まで。午前10時〜午後6時。無料。木曜と日曜休み。Tel43・9361。
掲載紙面(PDF):
2019年9月28日号(2341号)1面 (9,591,876byte)
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