2019年10月04日
議員定数削減を求めて要望書を提出した赤穂市自治会連合会
赤穂市自治会連合会(沖知道会長)は4日、市議会の議員定数を現行の「18」から「16」へ削減するよう求める要望書を釣昭彦議長へ提出した。「当市の財政は非常にひっ迫している。定数削減は健全な財政に寄与する」としている。
市制施行の1951年に「30」でスタートした同市議会の議員定数は、これまでに4度の削減を経て、2013年から現行の「18」となっている。
同自治会連合会は要望書で、人口減少が進んでいる市の現状や、行政改革や人口減などを理由に議員定数を見直した県内他市の事例を指摘。人口7万7000人台の三木市が定数16としていることを引き合いに、「赤穂市の人口規模及び今後の人口減少を考えたときに、少なくとも『定数16人』とすることが適当ではないか」とした。また、「以前に比べ議員の活動が見えにくく、中には議員の数が多いのではないかと口にする市民もいるのが現状」と、市議会への不満にも言及した。
要望書の提出は、9月24日の9地区自治会連合会長会で全員一致で決議したといい、沖会長は「ぜひ検討していただき、何らかの回答を」と要望。釣議長は「市民病院の経営問題や産廃処分場問題など重大な懸案事項がある中、個人的には18人は必要と考えている」と自身の考えを述べた上で、「会派代表者会に対応をはかりたい」と語った。
市議会事務局によると、市議一人にかかる年間経費は議員報酬と期末手当、政務活動費、議員共済で約826万円。
掲載紙面(PDF):
2019年10月12日号(2343号)1面 (6,750,618byte)
コメント
赤穂太郎さんに賛成です。
96自治会あるみたいですが、各地区の自治会長さんは、賛成されてるんですか?
9人の連合会長さんの要望では?
赤穂市民で、賛否の選挙すべき。
投稿:あかさたな 2019年10月12日
橋下徹元大阪市長がよく言っています。コメンテーター言うことを聞いていたら腹が立つ。好きかってなことを言う。批判することは自由ですが、議員の任務は簡単に務まらないと思います。
議員定数削減の要望書は各地区の連合自治会長だけで決めていいのですか。自治会連合会の運営もおかしいですね。
投稿:赤穂太郎 2019年10月12日
単純な定員削減は、市民受けがよいですし、赤穂市民はこの手のネタは大好きでしょう。
それ以前に、議員がどのような活動をしたか、もっと公開して評価すべきではないですか。ただ人口に合わせて減らすなんて安直すぎます。いったいいくらの人件費節減になって財政に寄与するか、わかっているんですか?甚だ疑問です。
投稿:赤穂市民 2019年10月08日
自治会連合会?
9人で決めた結果でしょう?
地区の自治会長さんに尋ねたら、自分達は権限がなく、9人の連合会長だけで、きめている。と、言われてました。
連合会、しっかりしろよ!
投稿:??? 2019年10月04日
議会に要望しても、自分で自分をリストラするようなことはない。
問題は議員の数よりも「市民病院の経営問題や産廃処分場問題」を解決できるかどうか。
5年で解決できなかったら議員定数を減らすなど、期限付きで決めたらいいんじゃないですか?
投稿:椅子取りゲーム 2019年10月04日
是非、議員18人の必要性を資料で開示して頂き、市民が納得できる説明をしていただきたい。民間はコストダウンが必須事項であり、人員も対象内です。
投稿:自治会会員 2019年10月04日
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