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赤穂民報川柳〔第67回〕大上三穂子・選

2019年10月19日

 
【今回の課題】自由吟
▽秀作
 緞帳が降りる父には父の闇
           安部 美葉 (神戸市)
 【評】句またがりの八字と九字が、ふくらむ期待と高まる緊張を生じリズムが内在する句。

▽佳作
 お陰様老うと周りの人杖に
           起塚 章子(有年原)
 自らを呈し伝える彼岸花
           大黒たまき(木 津)
 役を終え年金待ちの捨て案山子
           小田 慶喜(明石市)
 * * *
【次回以降の課題】
 ▽第68回(10月31日締切)=課題吟「沈黙」
 ▽第69回(11月30日締切)=自由吟
 * * *
 ▽応募要領=官製はがきに課題と作品(1回につき1人1句、自作未発表の句に限る)、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送
 ▽選者=大上三穂子(川柳赤穂吟社創立世話人、播磨川柳協会常任理事)
 ▽入選句発表=秀作1句と佳作3句を本紙ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表。


赤穂民報川柳 ]

掲載紙面(PDF):

2019年10月19日号(2344号)1面 (4,343,847byte)


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