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高校教諭ら「日本遺産のまち・赤穂」見学

2019年10月22日

  • 歴史博物館で製塩用具を見学する一行

    歴史博物館で製塩用具を見学する一行

 兵庫県内の高校で地理や歴史を指導する教員ら約30人が17日に来穂。日本遺産に認定された「塩」「北前船」をテーマに市内各所の文化財を見学した。
 兵庫県高等学校教育研究会(地理歴史・公民)部会西播磨支部が東播磨支部と合同で主催した研究大会。市教委文化財係の荒木幸治係長の案内で復元塩田施設がある海洋科学館、北前船寄港地の面影を残す坂越の町並みなどを日帰りで巡った。
 「研修で見聞を広めることが授業の肥やしになる」と西播磨支部長の山田潔・赤穂高校長。鳴尾高校で日本史を教える水野初音教諭(28)は「実際の史跡や文化財を自分の目で見たことで、江戸時代の塩作りや物流を実感をもって指導できそう」と話した。


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