2019年12月07日
第116回赤穂義士祭のポスター
総勢約800人の忠臣蔵パレードが城下町に繰り出す「第116回赤穂義士祭」は12月14日に行われる。メーンの義士行列には昨年に続き俳優の高橋英樹さんが大石内蔵助役で特別出演。土曜日開催とあって主催の赤穂義士祭奉賛会は11万人の人出を見込む。
パレードは赤穂城跡大手門前交差点から午前10時に出発。忠臣蔵ゆかりの人物に扮して歩く「義士伝行列」、城明け渡しや討ち入りなどのシーンを再現する「忠臣蔵名場面の山車」、お姫様姿の第35代赤穂義士娘が人力車に乗って進む「義士娘人力道中」などが加里屋「いきつぎ広場」横の本部前まで約1・1キロをパレードする。
「義士行列」は午後1時半ごろ大手門を出発し、2時50分ごろに本部前で勝ちどき。忠臣蔵マニアのイラストレーター、もりいくすおさん(赤穂観光大使)と「歴史好きアイドル」小日向えりさんの実況で見物客を楽しませる。有料観覧席(1席2000円)は観覧席横受付で午前9時半から先着順に90枚程度を販売する。
JR播州赤穂駅前広場では午前9時から甘酒を無料サービス。上仮屋の赤穂城跡内武家屋敷公園では同10時から義士親善友好都市と近隣市町などによる交流物産市を催す。
当日はパレードコースと周辺が午前9時から午後5時半まで通行規制。千種川河川敷に臨時駐車場を設ける。問合せは奉賛会事務局Tel43・6839(市産業観光課)。
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前日の13日(金)には城下各所で午後5時から「義士追慕の前夜祭」。義士ゆかりの史跡を巡って抽選で豪華賞品が当たるクイズスタンプラリーを実施する。赤穂大石神社では音楽ライブや忠臣蔵紙芝居などの奉納ステージを催し、かす汁とぜんざいを無料サービス。加里屋の花岳寺門前広場では甘酒と大石内蔵助が好んだというニラ雑炊を振る舞う。
[ イベント ]
掲載紙面(PDF):
2019年12月7日号(2350号)1面 (5,975,120byte)
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