2019年12月08日
「義士のれん」と妻井昭二さん
忠臣蔵にちなんだオリジナルの土産物を手がける加里屋の呉服店経営、妻井昭二さん(79)が新たに「義士のれん」を製作。赤穂義士祭を前にこのほど販売を始めた。
書家として「柏秀」の号を持つ妻井さんは20年ほど前から義士の肖像画と書を組み合わせた手ぬぐいやTシャツなどを製作している。「日本文字文化機構」の認定准講師として漢字研究にも熱心で、今回は「義」と「士」の漢字の成り立ちをテーマに図案化。「義士とは正しい人 正義の武士の意となる」と書した一文を添え、右半分は「海外の人たちにも忠臣蔵と漢字の文化を伝えたい」と英訳文を染め抜いた。
紺地に白字で縦89センチ、横87センチ。1枚1万2000円。Tel45・1700(工芸呉服きぬや)。
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