2020年02月02日
陸上教室で中高生を前に走りを見せる市川華菜さん
オリンピックや世界選手権に出場経験のある現役アスリートを講師に招いた陸上教室が1日、海浜町の赤穂海浜スポーツセンターであり、中高生約100人が参加。一流選手から直接コーチを受けた。
東備西播定住自立圏形成推進協議会主催のトップアスリート招聘事業。2009年世界選手権日本代表の和田麻希さん(33)、リオデジャネイロ五輪に男子400メートルHで出場した松下祐樹さん(28)ら、いずれもミズノトラッククラブ所属の3選手が来穂した。
ロンドン五輪日本代表で2017年日本選手権女子100メートル・200メートル2冠の市川華菜さん(29)は着地と腕振りを意識したダッシュ練習をレクチャー。「足の裏のどの部分が一番力が伝わるか確かめて」「下を見ずに視線を前に」などと走りのコツを伝えた。
今夏の東京五輪出場を目指す松下さんは、「目標を設定してトレーニングすれば、今の自分よりも必ず向上できる」と冬季練習に適したボールを使った体力づくりを指導。赤穂高校陸上部2年の萬代聖奈(せな)さん(17)は「きょう教わったことを意識して練習に取り組んで記録を伸ばしたいです」と抱負を話した。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2020年3月7日号(2362号)3面 (7,494,482byte)
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