2020年02月20日
詐欺被害を未然に防いだ功績で署長感謝状を贈られた田口裕希さん(右)と金澤しのぶさん
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、赤穂署は20日、「ファミリーマート赤穂中広店」店員の田口裕希さん(34)と金澤しのぶさん(42)=いずれも中広=に横山博章署長から感謝状を贈った。
同署によると、2人は今月4日、レジで電子マネー25万円分を購入しようとした男性客に「失礼ですが、詐欺ではないですか」などと声掛け。男性が2人の勧めで警察へ相談し、アプリ利用料を名目にした架空請求だとわかった。男性は携帯電話に届いた虚偽のショートメールに記載されていた連絡先に電話をし、電子マネー30万円分を購入するように指示されたという。
2人は、店舗前で長時間電話をしていた男性が不安そうな表情で高額の電子マネーを購入しようとしたことから、詐欺被害を疑ったという。金澤さんは「日頃からお客さんのお顔を見ながら接客するようにしています」と心掛けを話し、田口さんは「被害に遭わなくて良かった。これからも積極的にお声掛けしていきたい」と笑顔で話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2020年2月22日号(2360号)4面 (7,147,262byte)
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