2020年04月18日
「新型コロナウイルスに対する効果を裏付ける根拠は認められていない」と消費者庁が注意を呼び掛けている商品類
根拠が認められていないにもかかわらず、「新型コロナウイルス予防に効果あり」などと表示して健康食品やアロマオイルなどが販売されていることを受け、消費者庁は該当の業者に改善要請を行うとともに消費者へ注意喚起している。
同庁によると、今年2月から3月にかけてインターネット上の広告表示について緊急監視。「首にかけるだけの除菌ブロッカー」「光触媒でウイルス不活化全身ガード」などと新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうしていた空間除菌剤やマイナスイオン発生器、光触媒スプレーなど計87商品について、「一般消費者が誤認し、新型コロナウイルスの感染予防について誤った対応をしてしまう」などとして、表示を改善するよう業者に要請した。
消費者庁は、「現時点で、健康食品、マイナスイオン発生器、空間除菌剤、アロマオイル、光触媒スプレー等の商品については、当該ウイルスに対する効果を裏付ける根拠は認められていないので注意して」と呼び掛けている。
[ 社会 ]
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