2020年05月23日
赤穂大石神社で配布が始まった「アマビエ」の護符
新型コロナウイルス感染症の終息を願い、上仮屋の赤穂大石神社は、疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」の護符の無料配布を23日から始めた。
アマビエは今から170年ほど前に肥後国(熊本県)の海中から現れ、「もし病が流行ったら、私を描き写した絵を人々に見せよ」と告げて姿を消したとされる。京都大学付属図書館が、この逸話を絵付きで書いた瓦版をツイッターで紹介し、話題が広まった。
護符は縦15センチ、横5・5センチで、アマビエの図絵に「疫病厄除御札」の文字。図絵は京都大学付属図書館の許可を取って所蔵資料から抜粋した。500枚制作し、授与所で希望者に無料で配布(1家族1枚)。うち200枚は「輪越祭」(6月30日)で頒布する。
飯尾義明宮司は「参拝された方からの要望もあり奉製しました。御札がみなさんを元気付け、感染予防へ気持ちを新たにすることに役立てば」と話している。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2020年5月30日号(2372号)1面 (5,061,491byte)
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