2020年06月04日
「爆破予告」のため封鎖された赤穂市役所
5月31日、インターネット上に「赤穂市役所を爆破する」との書き込みが見つかり、爆破予告時間とされた6月4日朝、市役所本庁舎が立ち入り禁止となった。予告時間帯を過ぎても異状はなく、警察は悪質ないたずらだったとみて業務妨害事件として捜査している。
市によると、書き込みは「6月4日辰の刻に赤穂市役所を爆破するでござる」「爆弾を仕掛けたのは13ヶ所でござる」などの内容。インターネットゲームサイトに書き込みがあるのをサイト管理者が見つけ、5月31日午前に警察へ通報した。
警察から連絡を受けた市は1日、書き込みがあったことを公表。4日は午前6時から職員らが不審物がないか再確認し、爆破予告があった午前7時から9時半まで本庁舎を封鎖した。念のため消防車と救急車を付近に待機させ、警察とともに警戒。ロックダウンした2時間半の間、本庁舎内は無人となり一切の業務がストップした。
市は「警察とも協議して、必要であれば被害届を提出する」としている。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2020年6月6日(2373号)3面 (9,147,827byte)