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《西有年産廃》「処分場建設反対」意見書議決へ

2020年06月18日

 西有年の産業廃棄物最終処分場設置計画について、赤穂市議会は17日、設置に反対する意見書を開会中の6月議会に上程することを全議員一致で決定した。
 意見書は、計画の許可権を持つ兵庫県知事宛て。設置予定地が千種川の支流である梨ヶ原川の源流域であることを踏まえ、想定を超えた風雨などで未処理の浸出液が川や海へ流れ出た場合の環境破壊、海産物へ風評被害、観光面への影響などを懸念。赤穂市が2016年に「産業廃棄物最終処分場建設に反対する都市宣言」を決議したことに触れ、計画への「反対」を表明した上で、「本設置計画に許可を与えることがないように強く要望します」としている。
 意見書は6月25日の本会議で全会一致で議決される見通し。議員18人全員の連名で県へ提出する予定だ。


政治 ]

掲載紙面(PDF):

2020年6月20日号(2375号)1面 (10,873,809byte)


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コメント

選挙の為のパフォーマンスと受け取られても仕方ない気がします。
もっと具体的に「阻止」の行動が必要に思います。
今後、責めるポイントとすれば、法律、条令にきちんと則っているかではないでしょうか?
赤穂市には顧問弁護士がいるので検討はされていると思いますが、
不許可の理由にはならないかもしれませんが、保安林解除理由や周辺地域の合意形成の有無など他にも
沢山あると思います。
また、事業者がギブアップするまでの引き延ばしも有効かもしれません。
全国的にみても、許可数よりも断念数の方が多いと思います。

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投稿:パフォーマンス 2020年06月19日


県への不許可の要望というのは、市民団体側で署名を提出したりして伝えてきていますよね。
改めて意見書として提出することに異論はありませんが、県も法律に則って許可を行うわけで、不許可にする理由を県に与えなければならないのはないでしょうか?
産廃が設置されることにより、赤穂市の環境に及ぼす可能性がある影響や、住民投票で市民の何割が反対しているというような、具体的な数字を挙げる等。そういったことは検討されているか気になりますね。
それと市長は選挙で県とのパイプを強調されていましたので、県には何度も協議に行かれていると推測しますが、それらの活動結果など公開してもらえると少し安心できるのですけどね。事業者に見られたくないでしょうから協議の詳細は伏せてでも、何日に県へ協議に行った等の活動状況だけでもわかれば市民としては少し安心します。

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投稿:産廃への対応がもっと知りたい 2020年06月19日


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