2020年06月20日
赤穂市総合計画「検証結果報告書」に記載された事業評価例
今年で計画期間の最終年となる「赤穂市総合計画」について、市は施策や事業の推進状況を確認・検証した報告書をこのほどまとめた。
事業ごとの評価では340項目中6割近くが「達成または達成見込み」となり、「半分程度または未達成」は9項目だった。
市は1986年に最初の総合計画を策定。2011年にスタートした現行計画は第4次にあたる。「人が輝き 自然と歴史・文化が薫る やさしいまち」を「目標とする都市像」に掲げ、▽安心▽快適▽にぎわい▽学び▽連携の5つを計画の柱としている。
検証では、5本柱の下で市が取り組んだ「施策の展開」158項目と細目(事業)340項目について、進捗度を▽A評価(達成または達成見込み)▽B評価(おおむね「一部達成」)▽C評価(半分程度または未達成)の3段階で担当各課が自己評価した。
その結果、施策の展開158項目は▽A評価89件(56・3%)▽B評価67件(42・4%)▽C評価2項目(1・3%)となった。細目340項目は▽A評価195件(57・4%)▽B評価136件(40・0%)▽C評価9項目(2・6%)だった。
また、事業ごとにA評価を95点、B評価を80点、C評価を35点にそれぞれ点数換算して算出した平均値では、「学び」(92・5)と「連携」(91・7)が90点を超え、「安心」(86・7)、「にぎわい」(86・1)、「快適」(85・4)となった。計画全体の平均値は87・7だった。
報告書では、各施策の現状課題や積み残したこと、今後の方針も記述。市は現在、2021年からの10年間を計画期間とする「2030赤穂市総合計画」を策定中で、「課題や今後の方針を踏まえ、次期計画に反映させたい」と話している。
[ 政治 ]
掲載紙面(PDF):
2020年6月20日号(2375号)1面 (10,873,809byte)
コメント
自己評価とはいえ甘いのでは?
なんでこれがA評価っていうものがいくつもあります。もっとしっかりと検証してください。
投稿:一市民 2020年06月23日
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