2008年12月22日
辞令を交付される女性消防隊メンバー
来年10月に横浜で行われる「第19回全国女性消防操法大会」に向け、女性消防隊が結成。21日、赤穂ロイヤルホテルで発隊式があった。真新しい制服に袖を通した隊員らに望月昌次団長から辞令が交付され、関係者約40人が門出を祝った。
同大会は47都道府県の代表チームが参加し、手押し式小型ポンプの操作技術を競う。兵庫県からは県下9ブロックが輪番で代表を派遣。赤穂市からの出場は初めてで、市消防団の隊員公募に20代から40代までの10人が名乗りを挙げた。
式典では、豆田正明市長が「県代表の自覚を持ち、厳しい訓練に耐え、健康に注意してがんばってください」と激励。交流会で士気を高めた。
職場の仲間と応募した看護師の山口裕美さん(32)=備前市=は「ドキドキしています。家族の協力もあるので一生懸命がんばりたい」と笑顔。「普段、できないことに挑戦してみたかった」と動機を話す菓子職人の中西貴世さん(22)=折方=は「出るからには3位以上を」と兵庫県チームの歴代最高順位更新を目標に掲げた。
今後は週1回の訓練で規律、基礎体力の向上を図る。県消防学校に一日入校しての特訓も予定されている。
隊員は次のみなさん。敬称略。
▽池田啓子(片浜町)▽太田和子(鷆和)▽神崎直美(城西町)▽坂本千恵(若草町)▽土肥京子(大町)▽中西貴世(折方)▽宮本寛子(南野中)▽森山登世(浜市)▽山口裕美(備前市三石)▽山本まゆ(片浜町)
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年1月1日(1830号)3面 (7,870,229byte)
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