2020年07月15日
牟礼正稔市長に自動水栓蛇口を手渡す高橋勝己理事長(左)
新型コロナウイルス感染防止対策に役立ててもらおうと、赤穂市上下水道工事業協同組合は15日、市内の公立学校園所に設置するための手洗い用自動水栓蛇口31台を市に寄贈した。
市は6月25日に議会で可決承認された今年度一般会計補正予算で自動水栓整備事業に2600万円を計上。今年度中に市内の小・中学校と幼稚園、保育所のトイレや手洗い場に自動水栓を設置する予定だが、予算に限りがあり、導入は一部にとどまる。
同組合の高橋勝己理事長(58)は「感染予防には手洗いが必要。水道の仕事をする者として、世界の宝である子どもの命を守るために出来ることをと、組合で話し合いました」と語った。寄贈された水栓は市の整備事業に先行して7月中にも各学校園所に1台ずつ取り付けられる。牟礼正稔市長は「財源が限られる中、非常にありがたい。今後も公共施設の自動水栓化を進めていきたい」と話した。
掲載紙面(PDF):
2020年8月1日号(2380号)3面 (8,631,834byte)
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