2008年12月24日
2季ぶりに西有年に飛来したコハクチョウ
越冬で海を渡ってきたコハクチョウ2羽が西有年の木ノ目池に飛来。ゆったりと泳ぐ姿が地元の人たちの人気を集めている。
池のそばに自宅がある北川明さん(72)によると、24節気の一つ、「大雪」の7日午後に普段は見かけない鳥がたたずんでいるのに気付いた。
くちばしの先が黒く、黄色い根元の面積が小さいのがコハクチョウの特徴。1羽は体毛がグレーで、くちばしが白く、幼鳥とみられる。
コハクチョウは日本から約4000キロ離れた北緯50度以北のツンドラ地帯で繁殖。10月から4月にかけて、北海道から九州までの各地に冬鳥として訪れる。
同池には平成19年1月にも親子らしきコハクチョウ4羽が飛来し、2週間ほど滞在した。昨季は姿を見せず、2シーズンぶり。2羽並んで仲良く泳ぎ、時折頭を水に入れ、水草をついばむ。
北川さんは「孫が遊びに来たみたい。ゆっくり休んでいってほしい」と気遣っていた。
[ 街ネタ ]
掲載紙面(PDF):
2009年1月1日(1829号)4面 (4,402,246byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。