2020年07月29日
協定書に調印したアース製薬の川端克宜社長(右)と牟礼正稔市長
アース製薬と赤穂市は29日、「地域の安全安心で健康な暮らしに関する連携協定」を結んだ。▽教育、文化及びスポーツの振興▽産業の振興、雇用の創出▽災害時における相互協力など、地域の課題に取り組む。
同社は1892年に大阪で創業した。1910年に坂越工場、87年に西浜北町に赤穂工場を建設。「ごきぶりホイホイ」「バスロマン」「モンダミン」など国内生産品の約90%をこの2工場で生み出しているという。
自治体との連携協定は、本社がある東京都千代田区と今年3月に締結したのに続き2例目。市役所で行われた締結式で川端克宜社長は「赤穂は生産と研究の拠点。協定を機に連携を深掘りして、赤穂とともに成長していきたい」と抱負を述べ、牟礼正稔市長は社名になぞらえて「世界に羽ばたく会社。市にとって有意義な協定になる」と期待した。
同社はこの日、ヒアリも駆除できる「アリの巣コロリ」(120箱、液体30本)を備蓄用として市に寄贈した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2020年8月8日号(2381号)3面 (8,559,869byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。