2020年08月01日
前田邦稔さんが撮影したネオワイズ彗星=赤穂民報が明るさを加工
天体観測を長年の趣味とする坂越の会社役員、前田邦稔さん(64)がネオワイズ彗星を撮影した。
ネオワイズ彗星は今年3月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の赤外線観測衛星ネオワイズによって発見された。国立天文台によると、7月4日に太陽に最接近し、彗星活動のピークを迎えているという。
ちょうど梅雨と重なり、「観察も撮影もまったく出来ず、やきもきしていた」と前田さん。近畿地方の梅雨が明けた7月31日の夜、自宅庭の観測室から望遠鏡に接続したカメラで撮影に成功した。写真の斜め左上に向かって伸びる尾が見える。
国立天文台によると、「次に太陽に近づくのは5000年以上先とみられる」という。徐々に暗くなっていくが、8月上旬ごろまで双眼鏡などを使えば北西の空に見えるらしい。彗星の位置は同天文台ホームページの「今日のほしぞら」やスマホの彗星探索アプリで調べることができる。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2020年8月8日号(2381号)4面 (8,559,869byte)
コメント
地道な観測 毎々感服しています 昨年まで坂越ふるさと海岸で 子供たちに天体観測の催し毎々ご苦労さんです 今年はコロナの影響で見られなかったのが、とても残念でした
投稿:三木 忠 2020年08月18日
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