2020年08月27日
井戸敏三知事宛ての要望書を提出する前田護会長代行=同会提供
「産業廃棄物最終処分場建設反対赤穂市民の会」(前田護会長代行)は27日、西有年の産廃処分場建設計画の断固反対を求め、井戸敏三・兵庫県知事宛ての要望書を西播磨県民局へ提出した。
要望書では、建設予定地が飲料水や農業用水の水源であることを踏まえ、想定を超える大雨などで処分場から汚染水が流出した場合の環境汚染と健康被害などを懸念。計画に反対する意思を改めて示した上で、「計画に許可を与えることがないよう、ここに強く要望します」と訴えた。
市民の会が知事宛てに要望書を出したのは、同会が結成した2015年2月を皮切りに今回で4度目。この日は前田会長代行、長岡壮壽県議ら役員7人で県民局を訪れ、遠藤英二局長に手渡した。
また、福浦の旧採石場を予定地とする産廃処分場建設計画については、安全な建設残土による採石跡地の埋め戻しと緑化を遅滞なく進めるよう、事業者への指導を遠藤局長に文書で申し入れた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2020年9月5日号(2384号)1面 (10,309,333byte)
コメント
最終的には住民投票で意思を示す必要があるのでは。市民の会には組織をしっかり立て直して頑張ってほしい。
投稿:一市民 2020年08月29日
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