2020年09月12日
残材を活用して製作する飛沫防止用パーテーション
新型コロナウイルスの感染防止対策に役立てばと、山手町のハウスメーカー、結城建設(圓光昌平社長)はサイズオーダー可能な飛沫防止用パーテーションの製作サービスを始めた。家を建てる際に出る残材を活用し、ビニールシートの材料費のみで提供する。
今年7月、自社オフィスの衛生対策のため、市販のパーテーションを探した圓光社長。希望のサイズを見つけることが難しく、思ったよりも高額だったため、残材とホームセンターで購入した透明シートを使って自分で組み立てた。「同じように困っている施設やお店の役に立つのなら」と、材料費のみでの提供を思い立ったという。
希望に応じて現地で採寸した上で、同社の大工とスタッフが手作り。費用は例えば高さ65センチの場合、幅80センチで1枚440円、幅120センチなら660円。これまでに高齢者福祉施設などに納品し、「希望通りのサイズで使いやすい」「とても安い費用で作ってもらえて助かった」と好評だという。
圓光社長は「今年が会社創立20周年で、何か社会貢献できればと思っていた。仕事の合間に作るので納期は余裕を見てほしいが、材料がなくなるまで注文に応じたい」と話している。Tel46・3011。
掲載紙面(PDF):
2020年9月12日号(2385号)1面 (5,990,280byte)
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