2009年01月01日
『白い牛をおいかけて』○文/トレイス・シーモア○絵/ウェンディ・アンダスン・ハルパリン○訳/三原泉○ゴブリン書房
インドのお話しかと思って読み始めたのですが、実はアメリカ・ケンタッキーの牧場の物語です。
白い牛が牧場から逃げだし、なかなかつかまりません。ある時、少年は白い牛をつかまえましたが、夜になり、眠っているうちにまた逃げられてしまいます。
「くぼっち文庫」にはアメリカの絵本は百冊以上あります。しかし、これだけアメリカの人たちのくらしぶりを語っている絵本はありません。
この絵本を通して、アメリカ人の家畜(牛)に対する思いに胸が打たれました。
小・中学生のころ、牛の世話をしていたことを思い出しながら、もう一度じっくりと絵本を読み直してみました。
なんともホットな絵本でした。
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『白い牛をおいかけて』○文/トレイス・シーモア○絵/ウェンディ・アンダスン・ハルパリン○訳/三原泉○ゴブリン書房
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▽くぼっち先生=元中学校長の久保良道さん。平成15年7月に有年原の自宅に国内外の絵本を集めた私設図書館「くぼっち文庫」を開設。「絵本は人生を豊かにしてくれる」と自費で集めた約2000冊を無料で貸し出している。第2・第4土曜日に開館。Tel49・2089。
[ 絵本で世界を旅しよう ]
掲載紙面(PDF):
2009年1月1日(1829号)4面 (4,402,246byte)
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