2020年10月12日
赤穂市は、職員による不正行為を防止するための職務執行マニュアルを策定。全職員にこのほど配布した。
市発注の公共工事をめぐり昨年9月に発覚した贈収賄汚職で市係長2人が逮捕。原因究明と再発防止策を話し合った外部有識者による検討委員会の提言を受け、市がA4判67ページのマニュアルをまとめた。
市によると、不正行為防止の基本的対応を示した「赤穂市倫理行動規範ハンドブック」(2003年策定)を、より実践的で具体的な内容に拡充。不正行為の事例を示すQ&A、不正行為防止を自己点検できるチェックリストなどのほか、リスクを実感できるように懲戒免職処分で損失する退職手当額の事例を掲載している。
市は「契約や入札に関わる職員だけでなく、すべての職員が手元に置いて積極的に活用し、二度と不正行為を生じさせないように努めていきたい」(人事課)としている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2020年10月10日号(2388号)3面 (9,169,319byte)
コメント
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。