2020年11月18日
大会PRタペストリーを掲げてエントリーを呼び掛ける大会事務局スタッフ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催時期を延期していた「第10回赤穂シティマラソン大会」について、赤穂市は17日、市内特設コースを制限時間内に走った距離や巡ったチェックポイントの数を競うオンラインマラソン大会として来年2月20日から3月7日に兵庫県内及び備前市在住者限定で実施すると発表した。
GPS機能により移動距離を10メートル単位で計測できるスマートフォンアプリを活用。制限時間内の走行距離を競う60分間走、40分間走、20分間走の3種目と、チェックポイントで出題されるミッションをクリアした点数を競うプレイグラウンドマラソンがある。
時間走は千種川河川敷(1周2・9キロ)、赤穂海浜公園(2・8キロ)、城南緑地(1・0キロ)の3つのコースがあり、どのコースを走ってもよい。プレイグラウンドマラソンは赤穂城や花岳寺など市内の主な観光名所にチェックポイントを設ける。
いずれの種目も参加ランナー自身がスタート地点でアプリのボタンを押して競技を開始するセルフ方式なので現地スタッフが不要。大会事務局によると、コースを設定して実施するオンラインマラソン大会は国内初といい、「大会期間中の好きな時間に走ることができ、コースも複数あるのでランナーの密集を招かない形の大会運営が可能になる」としている。
各種目の男女別上位10人に賞状とトロフィーを授与(大会終了後に郵送)するほか、全員に参加賞と記録証あり。60分間走で優勝の男女を一関国際ハーフマラソン(岩手県一関市)に、また、赤穂市内1位の男女をにしおマラソン大会(愛知県西尾市)へ、それぞれ派遣招待する。
参加料は1種目につき1000円(中学生以下500円)、プレイグラウンドマラソンは500円(60〜20分間走に申し込んだ人は無料)。12月14日(月)から来年1月31日(金)まで大会ホームページ、または大会事務局(赤穂市教育委員会スポーツ推進課内、Tel43・6869)で先着1000人を受け付ける。
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