赤穂民報

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ひきこもり 言ってはいけない言葉とは

2020年11月23日

  • サポートのあり方について意見を交わした、ひきこもり支援フォーラム

    サポートのあり方について意見を交わした、ひきこもり支援フォーラム

 全国で115万人と推計される、ひきこもりのサポートについて考える「ひきこもり支援フォーラム」が23日、中広の赤穂市文化会館ハーモニーホールであり、基調講演やパネルディスカッションなどで支援のあり方について考えを深めた。
 厚生労働省の調査研究事業としてKHJ全国ひきこもり家族会連合会が「ひきこもり支援における居場所と家族」と題して主催。県内外から約60人が参加した。
 基調講演「ひきこもる心情を理解する」では同会理事のジャーナリスト、池上正樹さんがこれまでの取材活動に基づき、「ひきこもりになる原因は実に多様」と指摘。「支援者には、自分がパターン化した対応をしていないか常に問われている」と画一的でないサポートを提唱した。また、「いつまでこんなことやってんだ」「働け」といった言葉が本人をさらに追い詰めて重症化させるとし、「できないことを責めるのではなく、できたことをほめる。押しつけない、先回りしない、本人の話をよく聞いて」と家族の接し方のポイントを紹介した。
 パネルディスカッションでは、赤穂市社会福祉課保護支援係の児嶋佳織さん、宍粟市の家族会役員の松本むつみさんらが居場所づくりの取り組みなどについて事例発表。NPO法人「グローバル・シップスこうべ」理事の森下徹さんは「民間と行政が足りないところを補いながらつながってやっていければ」と連携を呼び掛けた。
 赤穂市内でも家族会の発足を望む声があるといい、市社会福祉課の丸尾誠課長は「行政としても積極的にサポートしていきたい」としている。
 ひきこもりに関する電話相談は▽兵庫県ひきこもり総合支援センターTel078・262・8050(火〜金、午前9時半〜11時半、午後1時〜3時半)▽兵庫ひきこもり相談支援センター播磨ブランチTel079・240・6299(午前10時〜午後5時、日祝と第2・4土曜日休み)などがある。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2020年11月28日号(2394号)1面 (4,108,793byte)


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コメント

偶然NHKスペシャルが「ひきこもり」を取り上げていたので…

現代人の多くは兎に角レールの上を走りたがる。そしてそのレールの上を走る電車人間が「普通」と思われている。脱線は許されない。何でもかんでもレールの上を走らせようとする。

これは電車システムなら理想で求められるものであるかもしれないが、人間社会でこれを理想にして求めていくのはかなり息苦しさを感じる。

確かに人間(生き物)はみんな安心(死より生の可能性が高い選択肢)を求めたがる。そのために予測不可能な世の中に、少しでも多くの予測可能な状況(レール)を作ろうとする。実に合理的で間違ってはいない、と思う。

しかしレールは敷いた人には走りやすいが、全ての人が走りやすいとは限らない。もちろん全ての人に都合の良い選択肢などあり得ないが、レール以外の選択肢を否定することはいつか自分をも苦しめることになりかねない。

今回のコロナ騒動でそう感じる人は多いと思う。職が無くなったまたは見つからない、友だち/家族/知り合い/職場との会話が減ったり関係が悪くなった、経済的に困った、自分や周囲の人がコロナに感染したことでの不安や負担、コロナに関連した誹謗中傷噂をされた、不安や悩みを相談できる人がいない…誰でも「ひきこもり」に近い状況にはなり得る。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/pages/articles_90.html

赤穂は車社会のはずが、多くの人の頭の中ではレールの敷かれた電車社会になっている。赤穂は田舎のはずが、考えだけは都会的なのである。しかし赤穂は電車に乗る人より、自動車や自動車の方が多いはず。そう思うと、レールに沿わない生き方も受け入れられませんか?

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投稿:アウトローからひとこと 2020年11月30日


頑張れの言葉をかけてはいけない
今まで頑張って自分なりに考えた結果が引き籠りになってしまったけど、これ以上何に頑張るのか教えてほしいと逆に訊かれますよ

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投稿:引き籠っている人に対して 2020年11月25日


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