2020年11月29日
県立総合体育館との共催で行われた卓球交流大会
赤穂市民総合体育館で28日、兵庫県立総合体育館(西宮市)と合同の卓球交流大会があり、双方の体育館でプレーする計約70人が試合を通して交流した。
市民総合体育館の指定管理者のコナミスポーツが県立総合体育館の運営にも関わっていることなどから今回初めて企画。60歳以上を対象に参加者を募集した。男子、女子、70歳以上男女の個人戦3部門で予選リーグと決勝トーナメントを行った。
新型コロナウイルス感染症防止のため、試合前のラバー確認はラケットを交換せずに見せ合うだけとし、卓球台上で手の汗をふく行為は禁止。審判はマスクと手袋を着用した。
赤穂市卓球協会の関係者によると、今年は2月の会長盾大会を最後にすべての主催大会が中止。多くの選手にとって久しぶりの公式戦になったという。
複数の卓球クラブで活動しているという相生市那波野の石井秀男さん(65)は「気持ちのよい汗がかけました」。若草町の高松順子(よりこ)さん(65)は「シングルスは久々でドキドキしました。対戦相手の方と仲良くなれて楽しい」と笑顔だった。
大会副会長を務めた市民総合体育館の森口兼治支配人は「コロナ禍でも万全な対策をとった上でスポーツを楽しんでもらえた。できれば来年も第2回を開きたい」と話した。
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掲載紙面(PDF):
2020年12月5日号(2395号)3面 (8,051,654byte)
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