2020年12月04日
赤穂市は、建物の耐震強度不足と老朽化で解体撤去することが決まっている加里屋の上下水道部庁舎を12月11日(金)で閉鎖。近くにある本庁舎と中広の下水管理センターへ部署を分散移転し、14日(月)から業務を行う。
同庁舎は鉄筋コンクリート造2階建てで1965年完成。現在は同部の総務課と水道課が入っている。市によると、「建物自体が古く、耐震補強工事は困難」だという。
総務課は本庁舎2階の建設部フロア、水道課は下水管理センター2階事務室へ移転する。すでに11月上旬から書類などの移送に着手しており、今月11日の業務終了後から本格的な引っ越し作業に入る。
使わなくなった庁舎の解体撤去工事は予算などの関係で2022年度以降になる見通し。市は跡地約650平方メートルの利用方法について、駐車場や貸付、売却など幅広い選択肢を検討しているとみられる。
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掲載紙面(PDF):
2020年12月5日号(2395号)3面 (8,051,654byte)
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