2020年12月09日
福原敏晃シェフ=中央=からレシピ直伝のサブレを新発売した「honoka」のみなさん
加里屋のプラット赤穂2階で赤穂精華園が運営する「スイーツ&ブレッドhonoka」は「現代の名工」のパティシエ福原敏晃さん(66)監修の焼き菓子「サブレ」をこのほど新発売した。
同店では、売上向上を目指して専門家のアドバイスを受けられる兵庫県の人材マッチング事業に応募。講師として福原さんが派遣された。福原さんの監修による新商品は今年6月に発売したフィナンシェとシフォンケーキに続き第2弾となる。
バター、ココナッツ、チョコ、もち米、紅茶の5種類で、いずれも1枚80円。福原さんが経営する洋菓子店「ボックサン」で人気のサブレ17品の中から特に売れ行きの良い5品のレシピをそのまま伝授した。バターの香りとコクを活かした、しっとりした風味が特長という。
厚みが均一になる生地の延ばし方や、天候や湿度に応じた焼き時間の変化など、製造方法を詳細に指導した福原さんは、「できるだけ丁寧に、正確に。お客さんが食べたときの笑顔を思い浮かべながら作ってほしい」とエール。フィナンシェ、シフォンケーキと同様、アクセントに赤穂の塩を使っており、スタッフの山本早苗さん=上仮屋=は「赤穂のお土産としても愛される商品にしていきたい」と意欲を話した。
12月12日(土)〜14日(月)はサブレ5種セット(通常価格400円)を特別価格300円で提供(1日50セット限定)するなど新商品発売記念フェアを開く。店内カフェではNHKドラマ「女子的生活」に登場した「リトル神戸」のパンケーキ(ドリンク付き1500円)の限定販売あり(12日午前11時から先着30食)。
午前7時半〜午後5時半営業。Tel56・9660。
[ 商業・経済 ]
掲載紙面(PDF):
2020年12月12日号(2396号)2面 (4,312,314byte)
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