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《市議選2021》会社員の井田佐登司さん 立候補表明

2021年01月23日

  • 市議選への立候補を表明した井田佐登司さん

    市議選への立候補を表明した井田佐登司さん

 今年4月の任期満了に伴う赤穂市議会議員選挙へ向け、会社員の井田佐登司(いだ・さとし)さん(58)=尾崎=が無所属新人で立候補を表明。このほど赤穂民報の取材に応じた。
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―立候補の動機は
 「2018年から2年間自治会長させてもらって市民からの要望を聞く機会があり、公共交通の運転手という仕事柄、高齢者の声を聞くことも多かった。そうした経験を活かし、もっと視野を広げて活動したいと思った。まだ定年まで2年あり悩んだが、周囲からも勧められ出馬を決めた」
―自己PRを
 「フットワークが軽く、人のために動くのが好き。見た目は怖そうと言われるが、実際は誰とでも気さくに話します」
―議員になって取り組みたいこと
 「安心して子育てできる環境づくり、高齢者が活動しやすいまちづくり、赤穂の魅力を活かす観光都市づくり、災害に強いまちづくりに重点を置きたい」
―具体的には
 「『生きる教育』のために地域の絆を深めるあいさつ運動を広めたい。コミュニティバスなど公共交通の拡充、免許返納者への助成制度の改善などで高齢者が活動しやすいまちづくりを。観光面では、夕陽に加えて赤穂御崎の朝陽の美しさをPRしたい。赤穂インター近くに海産市場を開設できないか。防災は避難訓練をもっと活発にして、公園施設にかまどベンチや防災トイレの設置を進めたい」
―議会の改善点は
 「議会だけでなく行政についても言えることだが、施策の検証が不十分なのではないか。費用対効果をもっとしっかりチェックすべきではないか」
―どんな議員になりたいですか
 「施策の結果を気にすること、市民のみなさんの意見をしっかり聞く議員になりたい」
―選挙戦をどのように進めていくか
 「同級生と地域のみなさんが応援してくれている。引き続き、後援会の組織づくりを進める中で支持を広げていきたい」
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 ▽支援者の安田直行さん(元沖町)の談話=「井田さんの義士の町・赤穂に対する思い、みずから自分人生を赤穂市議会の中で生かしたいと考えている今、彼の人生経験と熱意に新たなる赤穂をあずけてみませんか。何か良き赤穂の新たな道が開かれると思っています」
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 ◇井田佐登司さんプロフィール=1963年(昭和38)1月21日生まれ。尾崎小―赤穂東中―相生産業高卒。家業の建築業を手伝った後、21歳から松下電器産業(現パナソニック)に20年勤務。2005年にウエスト神姫に運転士として入社、顧客満足推進委員、組合の委員長も務めた。さつき町自治会長、さつき町子供神輿太鼓指導など歴任。趣味はバイク、旅行、散歩。息子4人は成人し、現在は妻、次男と暮らす。


社会 ]

掲載紙面(PDF):

2021年1月23日号(2401号)1面 (4,876,994byte)


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