2009年01月11日
8色の一斉放水で火災のない一年を願った市消防出初式
厳しい寒さの中、火消しの心意気を見せた消防団員
新春恒例の赤穂市消防出初式が11日、中広の千種川河川敷公園で行われ、時折強い寒風が吹き付ける中、消防関係者ら約500人が防火への決意を新たにした。
赤穂・赤穂西両中学校の吹奏楽部が演奏するマーチに乗り、職員、団員らが車両23台を連ねて部隊行進。
豆田正明市長は式辞で「消防人としての高い誇りと職務の重要性を認識し、市民の厚い信頼と期待に応えてください」と激励。望月昌次・市消防団長が「安全で安心して暮らせるまちづくりのため、時代に即した防火活動を」と訓示した。
分団対抗の放水合戦では上半身裸や、今年の干支にちなんでウシのコスプレ姿の団員も見られ、会場の笑いを誘った。
全身ずぶぬれになった第11分団班長の宮本義則さん(43)=周世=は「水の冷たさで気合が入りました。今年もがんばります」とはつらつと語った。
消防署に勤める父の勇姿を見ようと親子で来場した塩屋の笠井美咲ちゃん(8)は「虹の放水がきれいだった」とフィナーレを飾った一斉放水に喜んでいた。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年1月17日(1832号)3面 (8,327,702byte)
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