2021年03月13日
激励を受けて全国大会での活躍を誓った大搗弘晟君(左)
柔道の全国高校選手権大会(3月20日、東京・日本武道館)男子73キロ級に兵庫県代表として出場する坂越中出身の大搗弘晟(おおつき・こうせい)君(17)=神港学園2年=が、幼少期に在籍した赤穂YAWARAクラブをこのほど訪問。全国大会へ向けて指導者や後輩らから激励を受けた。
大搗君は、6つ上の兄が通っていた同クラブに3歳で入門。コツコツと稽古を積んで力をつけ、市内大会ではほとんど負けたことがなかった。中学時代は学校に柔道部がなかったため、相生産で高校生の胸を借りた。強豪私学の神港学園へ進学して技を磨き、昨年11月の県新人戦でついに県王者となった。
足技で相手を崩して得意の背負い投げで仕留めるスタイルで、12月にあった全国大会の県予選でも危なげなく優勝。自身初の全国大会出場を決めた。山本竜也監督(33)から「柔道への取り組みが真摯で他の部員からの信頼が厚い」と主将に指名された。
同クラブで大搗君を指導した長棟健太さん(42)=坂越=は「子どものころから負けん気が強かった。全国大会でもひるまず自分の柔道で戦ってほしい」。大搗君は「憧れの武道館で優勝を目指して頑張る」と健闘を誓った。
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