2021年04月04日
間隔を空けて列に並ぶように促すサインが床に貼られた投票所
任期満了に伴う赤穂市議選は4日投票日を迎えた。市内の公民館や集会所など22か所に設けられた投票所で午前7時から投票が始まった。
新型コロナ感染が再び増加傾向にある中での選挙となった。市選管は感染防止対策として、各投票所の玄関口に消毒用アルコールを設置。係員はフェイスシールドと手袋を着用し、筆記具を介したウイルスの付着を避けるために使い切り鉛筆を投票者に配布する。間隔を空けて列に並ぶことを促すテープを床に貼り、規模の大きな投票所には混雑をさばく要員を配置している。
加里屋の赤穂市役所では投票開始から15分ほどで約10人が投票に訪れた。日課の散歩の途中に夫と一緒に立ち寄った加里屋の女性(73)は「市民のために一生懸命がんばるまじめな人に(市議に)なってほしい」と話した。幼児2人を子育て中という北野中の30代夫婦は「赤穂は子育て支援が充実していると思うけど、もっと力を入れてほしい」と票を投じたという。
同市議選は定数18対し現職13人、新人7人の計20人が立候補。党派別では、公明2人、共産1人、維新1人、無所属16人となっている。
投票は午後8時まで受け付ける。当日有権者数は3万9243人(男1万8602人、女2万0641人)。
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