2021年04月12日
新型コロナウイルスワクチンの集団接種について、赤穂市は12日、高齢者(昭和32年4月1日以前生まれ)を対象に今月中旬以降に接種券を送付する方針を発表した。
そのうち、高齢者施設入所者には今月下旬以降にも接種を開始する方向で調整中。具体的な日程は「詳細が決まり次第、順次、ホームページや広報などで知らせる」としている。
新型コロナワクチンをめぐっては、赤穂市には4月19日の週と26日の週にファイザー社製各1箱(195瓶入り)が届く予定となっている。市は優先順位の理由として、「ワクチン供給量がごくわずかで供給スケジュールが不透明な中、高齢者施設のクラスター抑止を最優先するため」などと説明。市内に18ある高齢者施設への聞き取り調査では、「具体的な人数は明らかにできないが、接種を希望した入所者と従事者の全員にワクチンが行き渡る見込み」という。
発表によると、施設入所者以外の高齢者への接種は「5月以降」となる見込み。また、高齢者以外の接種時期は「順次」としている。
新型コロナワクチンは接種券があれば無料で接種できる。予約は接種券送付後に専用コールセンター(通話料無料0120・704・707、午前9時〜午後5時)などで受け付ける。
ワクチン接種について市は「努力義務であり強制ではありません。現在、何かの病気で治療中の人や、体調など接種に不安がある人は、事前にかかりつけ医などと相談し、接種するかどうか考えてください」と呼び掛けている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2021年4月17日号(2413号)1面 (5,268,667byte)
コメント
兵庫県と赤穂市医師会に取材してわかったことを記事にまとめました。
【読者の声】医療従事者のワクチン接種は?
http://www.ako-minpo.jp/news/15501.html
投稿:赤穂民報 2021年04月13日
診療所、クリニックのスタッフなどへの接種はいつになるのでしょうか?何の情報もなく、待っている状況なのですが…。
投稿:医療従事者 2021年04月13日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。