2021年04月27日
西播磨の主要な山城をピックアップして好評の御城印=協議会提供
西播磨の代表的な山城11か所(12種類)について、ゆかりの武将の家紋と城の名称を毛筆体で印字した「御城印」が人気を集めている。西播磨ツーリズム振興協議会や地元住民グループなどが3月下旬から始めた先行販売で売り切れた御城印もあり、4月29日(木・祝)から追加販売される。
同協議会は管内に130以上ある山城をはじめとする史跡や伝統文化体験を誘客に活用しようと、「西播磨山城復活プロジェクト」を展開中。感状山城(相生市)や利神城(佐用町)などを「山城イレブン」と位置付け、特設サイトや登城ツアーなどでPRに取り組んでいる。赤穂市内では尼子山城と坂越浦城・茶臼山城の2か所が選ばれた。
御城印は佐用町の伝統産業である「皆田和紙」に地元書家が揮毫した文字を印字。赤穂市内の山城については木村聴風さん(47)が手掛けた。各城200枚の先行販売に250枚ずつ追加販売される。それ以降は「今後の反響を見て作成を検討する」(同協議会)といい、「早めに買い求めてもらえれば」と話している。
1枚400円(篠ノ丸城、白旗城は1枚300円)で、各地の道の駅や観光案内所などでご当地分のみ販売(1城につき1人2枚まで)。専用の御城印帳(限定490冊)は1冊2500円。問い合わせは同協議会Tel0791・58・2144。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2021年4月24日号(2414号)2面 (6,447,286byte)
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