2021年05月03日
新たに発行された赤穂城の御城印に作品が採用された赤穂高校書道部の原田侑奈さん
赤穂観光協会は、国史跡の赤穂城を訪れた記念証となる「御城印」をこのほど作成した。
忠臣蔵を象徴する雁木模様と浅野家、大石家の家紋を組み合わせ、「赤穂城」の文字は赤穂高校書道部が揮毫。部員らは「地元の学校として、すごく名誉なこと」と完成を喜んでいる。
赤穂市制70周年記念事業として観光協会の依頼を受け、今年2月に部員のうち3人が「赤穂城」の3文字を書した。互選の結果、「余白と線のバランスが美しい」(黒田真央部長)などとして原田侑奈さん(17)=3年、たつの市=の作品を推薦することに決めた。
小1から書道教室に通い、書道歴10年の原田さんは「うれしいです」と笑顔。寺本侑矢顧問(29)は「赤穂のために役立てたことは部にとっても良かった」と話した。
忠臣蔵をイメージした1枚300円(一人2枚まで)でJR播州赤穂駅2階の観光案内所などで販売している。Tel42・2602。
[ 文化・歴史 ]
掲載紙面(PDF):
2021年5月15日号(2416号)4面 (8,445,863byte)
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