2021年05月28日
警察官が詐欺への注意を呼び掛けた特別巡回
架空請求や還付金名目などで金をだまし取る特殊詐欺の被害を防ごうと、兵庫県警は27日、警察官が戸別訪問して注意を呼び掛ける特別巡回を塩屋地区で実施した。
兵庫県内では特殊詐欺が多発傾向にあり、県警は昨年12月に総合対策本部を設置。被害防止活動の一環として特別巡回を各地で実施している。赤穂署管内では今年に入り9件計約4370万円の被害が発生。県内でも特に被害が集中していることから、2月と4月にも尾崎、御崎地区で特別巡回を行った。
この日は姫路署から派遣された警察官18人がペアになって一世帯ずつ戸別訪問。防犯ちらしと代表的な詐欺の手口をまとめたパンフレットを配り、「お金の話が出たら詐欺。怪しいと思えば、誰かに相談するか警察に通報して」と呼び掛けた。
訪問を受けた高齢男性は「日頃から不審な電話がかかってきたら、家族に相談するか、相手にせずに切るつもり。改めて妻にも気を付けるように伝えたい」と話した。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2021年5月29日号(2418号)2面 (5,782,194byte)
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