2021年06月25日
茶色く濁った状態が続いた千種川=6月24日午後2時43分、周世の左岸側から下流方向を撮影。奥に見えるのは山陽道
6月24日、千種川の水が有年から坂越にかけて茶色く濁った状態が続いた。河川を管理する兵庫県は「前日に上郡地区で降った雨の影響」(光都土木事務所管理課)と話している。
住民の話では、24日朝の時点で有年から高野にかけて川の水が茶色く濁り、その後、次第に下流方面へ拡大したという。
同課は赤穂民報の取材に、「住民からの通報を受けて職員が調査した結果、23日の午後に上郡で降った大雨で、普段は水が流れていないところに水の道ができ、土砂が流れ出た」とした。支流の矢野川、長谷川、安室川に「異常はなかった」とし、土砂が流出した場所を「有年橋下流の右岸側」と断定した。また、有年橋付近で行われている護岸整備や橋の架け替えに伴う工事が原因ではないとした。
上郡に設置されている雨量計のデータでは23日午後3時台に1時間あたり7ミリの降雨を記録。住民からは「川の水位は低かった。あの程度の水位で水が濁るのは不自然」と指摘する声もある。
川の濁りは時間の経過とともに希釈されながら河口方向へ移動。25日朝の時点で坂越から河口にかけて水が茶色くなっている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2021年7月3日号(2423号)1面 (6,770,054byte)
コメント
昨日、加里屋川に行ってましたが、濁ってましたね。
本当に雨の影響で濁っただけなら良いですが、7ミリの降雨でこれだけ濁るものなんですかね?
投稿:30代男性 2021年06月25日
情報ありがとうございます。
昨日の16時台は濁ってなかったのですが、
今朝、橋を渡るときに、かなり濁ってましたので気になっていました。
投稿:ねろ 2021年06月25日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。