2021年07月04日
赤穂市内で街頭演説を行った金澤和夫候補
兵庫県知事選(7月18日投開票)に立候補している前副知事の金澤和夫氏(65)=無所属・新人=が4日、赤穂市内で選挙活動を行った。
金澤氏は同日夕、加里屋の「いきつぎ広場」で約300人の聴衆を前に街頭演説した。
「どの人も、どの地域も、ともに輝く兵庫」と、目指す理想像を掲げた。「ポストコロナの時代は、会社は東京にあっても赤穂にいながら仕事ができるという時代。東京一極集中から地方分散への流れを早くつかみたい」とし、「赤穂は忠臣蔵しかないという人があるが、そんなことはない。全国に100件ほどしかない日本遺産が『塩』と『北前船』の2つもある。これを活かさない手はない。そのための基盤整備をやるべき。産廃問題も片付けないといけない」などと述べた。
井戸敏三知事、牟礼正稔市長、大木善夫・日本商工連盟赤穂地区代表が応援演説した。井戸知事は「兵庫の知事は一朝一夕で務まる任務ではない。金澤さんは私と一緒に15年仕事をしてきた実力者。その実力を評価してほしい」と支持を訴えた。
同選挙には、金澤氏のほか、いずれも無所属新人で、▽音楽塾経営の服部修氏(47)▽元加西市長の中川暢三氏(65)▽前大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)=自民、維新推薦▽元兵庫県議の金田峰生氏(55)=共産推薦が出馬している。
[ 社会 ]
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