2021年07月07日
全日本ベンチプレス選手権で優勝した福島友佳子さん、2位の渡辺雄次さん
仰向けでバーベルを持ち上げる重量を競う第33回全日本ベンチプレス選手権大会(3・4日、明石市)で、パワーハウス赤穂の福島友佳子さん(50)=若草町=が女子47キロ級で優勝。渡辺雄次さん(41)=宮前町=が男子93キロ級で2位になった。
福島さんは1回目で成功した125・0キロで優勝が決定。2位以下を大きく引き離す圧勝で22年連続22回目の優勝を遂げた。度重なる故障で2年ぶりに出場した渡辺さんは最終3回目に307・5キロをクリア。マスターズI(40〜49歳)クラスの日本記録(280・0キロ)を大幅に更新した。
「せめてあと10キロはいきたかった。優勝はしたけれど、内容的には満足していません」と福島さん。11月の世界パワーリフティング選手権へ向けて「一から作り直す」と表情を引き締める。2007年に世界チャンピオンになった経験を持つ渡辺さんは「けがで練習できない期間が長かったが、今大会で感触をつかめた」と復活へ向けて前に踏み出した。
[ スポーツ ]
掲載紙面(PDF):
2021年7月10日号(2424号)1面 (9,184,263byte)
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