2009年01月26日
はしご車も出動して赤穂城跡本丸門で行われた消防訓練
「文化財防火デー」の26日、上仮屋の赤穂城跡本丸門で消防訓練が行われた。
「落雷で高麗門付近から出火、観光客1人が避難時に負傷」との想定。午前8時45分、通報を受けた消防職員25人が車両6台で出動した。
現場到着後、すぐに負傷者を搬送し、15メートル級はしご車で放水。訓練を統括した家根新消防長は「スムーズに活動できた」と評価した。
訓練後は国史跡・大石良雄宅跡、国有形文化財の千手観音坐像がある尾崎の普門寺など市内文化財15カ所で予防査察を実施。消火設備や避難経路などを確認した。
市消防は、昭和24年1月26日に法隆寺金堂壁画が焼損したことにちなみ、20年以上前から毎年1月下旬に市内文化財で消防訓練を行っている。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年1月31日(1833号)1面 (11,035,445byte)
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