2021年08月10日
赤穂市は10日、市内一部地域で9日に発生した停電により医療機関2か所で冷蔵庫が稼働停止となり、メーカーが指定する温度での管理が確認できなかったため、冷蔵庫に保管していた新型コロナウイルスワクチン計36回分を廃棄したと発表した。
市は「今回の廃棄によって、本市の接種スケジュールに影響を及ぼすものではない」(新型コロナウイルスワクチン接種対策室)としている。
関西電力によると、台風9号の影響で午前10時49分ごろから午後3時37分まで塩屋、新田、折方地区などで停電が発生。市によると、個別接種を実施する医療機関2か所が停電し、それぞれファイザー社製ワクチン5バイアル(30回分)と1バイアル(6回分)を冷蔵庫に保管していた。
市によると、国から配送されたワクチンを個別接種会場へ分配するまでの間冷凍保管する赤穂市民病院、赤穂中央病院、赤穂すこやかセンターには非常用電源または非常用発電機を備え、停電に対処できる体制をとっている。ファイザー社製ワクチンは解凍後1か月間、摂氏2度〜8度で冷蔵保存が可能で、市は今回の事案を受け、個別接種の実施医療機関に保冷バッグと保冷剤の配布を検討するとしている。
[ 社会 ]
コメント
小規模な医院、病院(手術、入院の扱いなし)なら、そんな設備は無いでしょうね。
まさかの停電だから、仕方ないですね。
投稿:小規模 2021年08月12日
医療機関なのに停電時用の自家発電装置や蓄電池が設置されてないんですね
投稿:田舎だから? 2021年08月11日
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