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「この通話は録音ー」コールセンターが虚偽

2021年08月29日

  • コールセンターが虚偽の録音通知アナウンスを流していた「あこう地域応援商品券

    コールセンターが虚偽の録音通知アナウンスを流していた「あこう地域応援商品券

 赤穂市が全市民に一人3000円分ずつ配布する「あこう地域応援商品券」について市民からの問い合わせや苦情などに応じるコールセンターが、「この通話については録音をしています」と自動アナウンスしていたにもかかわらず、実際は録音していなかったことが赤穂民報の取材でわかった。

 コールセンター業務を市から受託している日本旅行姫路支店は「スタッフの防御策としてメッセージを流していた」と虚偽だったことを認め、指摘を受けてアナウンスを削除した。

 同商品券をめぐっては7月下旬、市内の60代女性から「郵便で届いた封筒に商品券が入っていなかった。コールセンターに電話したが木で鼻をくくったような言い方で、まったく取り合ってもらえなかった。まるで私が『二重取り』しようとしているかのような口ぶりだった」との情報が赤穂民報に寄せられ本紙が関係先に取材。実際の通話内容を照会したところ、通話が録音されていなかったことが判明した。

 市によると、同商品券発行業務は公募型プロポーザル方式で同社が受託。商品券の印刷、発送、コールセンター運営まで一式を同社が担うが、コールセンターの通話録音は求めていなかった。市は「そもそも、市民からの相談に応じるためのコールセンターであり、録音の必要がない。間違ったアナウンスをしていたのは遺憾。今後はこのようなことのないように真摯に業務にあたるように指示した」(商工課)という。

 また、商品券の封入作業は機械で自動で行われ、封筒の厚みを1通ずつ機械で測定して異常があればブザーが鳴る仕組みだという。同社によれば、「0・1ミリ以上の誤差でブザーが鳴る。過去にも商品券やワクチン接種券で同じ機械が使われているが、封入漏れのまま発送された事例はなかったと聞いている」という。

 しかし、市によると、商品券が入っていなかったという苦情が7月末までにもう1件あったという。苦情があった2人の市民に対しては「一時的な紛失」として改めて商品券を送付したという。


社会商業・経済 ]

掲載紙面(PDF):

2021年8月28日号(2429号)2面 (5,770,893byte)


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コメント

虚偽、虚偽って鬼の首でも取ったかのようですが、所詮は防犯カメラのダミーみたいなもんですよね。特に被害を受けた方がいるわけでもなく、商品券の有無を立証できたもんでもなく、正直どっちでもいいです。「録音する場合があります」ぐらいにしとけばよかっただけですわ。
知りたいのは事実関係。この記事には事実がないので、結局何を伝えたいのかわからない。
本当のところ、60代女性が主張する「商品券が入ってなかった」っていうことは取材の中で確認できたんですか。
相手方は機械で封入しているし、否定しているんですよね。商品券の未発送の残数とか、厚みがあるので郵便料金とかで事実はわかるはずですし。
郵便局までは入っていたが、開封までの間になくなった可能性もひょっとして??考えられにくいですよね。
この記事のままじゃ二重取りと思われても仕方ないですよ。
結局市は再送付したようですが、今後同様に「実はうちも入ってなかった」と連絡すれば再送付してもらえるのですか。
もしかして同じ状況の人がいたら名乗り出てもらうための記事?
それであれば市にしっかり確認して、「同様の人は名乗り出てほしいとのことである」ぐらいのコメントを載せるぐらいしないと。
市はどうするのか分かりませんがそうなれば大変ですね。
報道であれば、ある程度公益性を判断して記事にしないと。そして確実な事実とともに。

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投稿:真実はどこに 2021年08月29日


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