2021年09月23日
「寺×ウエディング」のイメージ写真=Ⓒ佐藤健介
コロナ禍でも素敵な結婚式を提案したいと、赤穂出身のブライダルプロデューサーが寺院を式場に近親者で挙式する「寺×ウエディング」の普及に取り組んでいる。
ブライダル企画会社「ヒュッゲ・プランニング」代表の笹川りえさん(44)=横浜市=は2002年以降、司会と企画で500組を超える結婚式に関わってきた経験を持つ。コロナ禍で大勢が集まっての挙式や披露宴が難しい中、「家族でしか集まれないからこそ、家族の縁をとりもつお寺で新しいご縁を結び、巡り合えたご縁に感謝する、そんな挙式ができたら素敵」と思い立ったという。
これまでに東京、神奈川の4か寺が趣旨に賛同したほか、「生まれ故郷の赤穂でも盛り上げたい」と花岳寺、妙典寺とも提携した。今後は新郎新婦からの希望に応じ提携先を増やしていく予定。オンライン相談(1000円)、企画書作成(1万円、10組限定)などをクラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で9月30日まで受け付けている。
「家族の縁を結び、ご先祖様に報告できるお寺は、挙式の舞台として一番日本人にふさわしいと思うのです」と笹川さん。「古くて新しい家族婚の形として広めていきたい」と話している。
[ 商業・経済 ]
関連サイト:
■巡り合えたご縁に感謝する、古くて新しい家族婚の形『寺×ウェディング』を広めたい!(キャンプファイヤー)
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