2021年10月05日
和歌山市での給水応援へ出発した給水車
赤穂市は5日、水管橋の崩落で大規模な断水が続いている和歌山市からの要請を受け、給水車1台を派遣した。10月11日まで活動する。
和歌山市では今月3日、紀の川にかかる「六十谷(むそた)水管橋」が破損して一部が落下。市北部の約6万世帯で断水が生じ、公益社団法人日本水道協会を通じて4日に給水応援の派遣要請があったという。
5日朝、大黒武憲・上下水道部技術担当部長ら職員4人が先遣車と加圧給水車(容量1・5トン)で中広の下水管理センターを出発。現地の浄水場で水を補給した給水車に水栓6口を取り付け、給水活動にあたる。2泊3日ずつ職員を交替して計7日間の活動を予定している。
出発式で牟礼正稔市長は「大変暑い中での活動になるが、体調に気を付けて頑張ってほしい」と激励。第1班として車に乗り込んだ給水係の吉水宏和現場長(53)は「和歌山は十数年前に家族で観光に行って以来。少しでも早く現地のみなさんにライフラインを提供したい」と意気込んだ。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2021年10月9日号(2434号)2面 (4,176,368byte)
コメント
今まで考えたことが無かったですが、赤穂の水道管は大丈夫でしょうか。
投稿:てっちゃん 2021年10月08日
給水車来てくれてありがとう
助かっています
投稿:わかやまのひと 2021年10月08日
※コメントは投稿内容を赤穂民報社において確認の上、表示します。
投稿ルールを遵守できる方のみご投稿ください。