2021年10月23日
車ではねた人を救護せずに立ち去ったとして、赤穂署は10月22日、赤穂市松原町の建設機械修理業の男(59)を過失運転致傷・道路交通法違反(救護義務・事故不申告)の疑いで逮捕した。調べに対し、男は「鹿にぶつかったと思った」などと容疑を否認しているという。
逮捕容疑は同日午前4時40分ごろ、同市高野の国道250号交差点で、普通乗用車を運転して北進右折中、横断歩道を南へ渡っていた歩行者の70代男性と衝突したにもかかわらず、救護せずに現場から立ち去ったもの。男性は転倒し、足や腕に加療約1か月の重傷を負った。
警察は現場に落ちていた運転席側のミラーの部品や防犯カメラの映像などを手がかりに容疑者を割り出した。
[ 事件事故 ]
掲載紙面(PDF):
2021年10月30日号(2436号)3面 (6,555,227byte)