2009年02月04日
義士の命日に大石神社で振る舞われた“厄除け大根”
大石内蔵助ら義士の切腹から満306年の4日、上仮屋の大石神社(飯尾義明宮司)で「義士御命日祭」が行われ、義士の遺徳を偲ぶ“厄除け大根”が振る舞われた。
厄除け大根の炊き出しは今年で4年目。「義士の命日に一人でも多くの人に参拝してほしい」(飯尾宮司)との思いから、毎年2月4日に行っている。
輪切りにした約100本分の大津産ダイコンをカツオだしで油揚げと一緒に煮込み、1000食分を用意。参道に甘辛い匂いが立ち込めた。
赤穂観光大使の落語家・三遊亭楽松さん(44)も得意のマラソンで来穂。2日、京都・山科の大石神社を出発し、冷たい雨に耐えながら約170キロの道のりを3日がかりで走破した。参拝後は「冷えた体にしみわたります」と熱々のダイコンをほおばった。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2009年2月7日(1834号)4面 (8,470,432byte)
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