2021年11月07日
最優秀賞の北村蒼空君と副賞の「お菓子の家」
「お菓子の家」をテーマにデザイン画とクラフト作品を募集したコンテストの表彰式が7日、加里屋中洲の中央公民館であり、目坂の高雄小2年、北村蒼空君(8)の作品「ハッピーバースデーのいえ」が最優秀賞を受賞した。
北村君には受賞作を基にパティシエがチョコや砂糖などでつくった本物の「お菓子の家」が副賞として贈られた。
今年2月にミュージカル動画「ヘンゼルとグレーテル」を制作公開した劇団アルティスタなどでつくる実行委員会が主催。子ども、一般、ファミリーの3部門で計33点の応募があり、デザイナーや建築士などが審査した。
北村君の受賞作は3階建てのお菓子の家をクレヨンで描いたデザイン画。チョコレートの扉やオレンジの時計などがあり、はしごで上がった屋上にはイチゴとブドウがいっぱい並んでいる。7月の誕生日にケーキを食べた後、イメージをふくらませて描いたといい、審査員が「ヘンゼルとグレーテルが思わず入りたくなる家」として最優秀賞に選んだ。
副賞の「お菓子の家」は1階と2階はバターケーキ、最上階はカステラで、飾りもすべて食べることが出来る。従業員とともに2週間かけて制作した塩屋の上谷昌吾さん(55)=かみや製菓本舗=は「作品にあふれる夢と想像力をできるだけ形にできるよう一生懸命つくりました」と話し、北村君は「半分は学校のみんなで食べて、半分は家族で食べたい」と笑顔をみせた。
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