2021年11月26日
試験販売中の赤穂緞通柄フェイスタオル
日本三緞通の一つ「赤穂緞通」を広く知ってほしいと、まちおこしグループ「福浦ふっくらCottonボランティア」(奥道一二美代表)が緞通の文様をプリントしたフェイスタオルを試験製作した。
同グループは緞通の原材料にもなる綿花栽培でまちおこしを目指して2017年に発足。コロナ下で人が集まる行事の実施が困難な中でもPRできる取り組みとして緞通柄タオルの製作を企画したという。
綿作りの活動を通してつながった岡山県井原市の繊維製品製造販売「ヤマメン」の協力で製品化。吸水と速乾性にすぐれたマイクロファイバー製の生地(長さ80センチ、幅28センチ)に赤穂緞通の代表的な文様をシックな色合いでプリントした。
「利剣」「蟹牡丹」「御寮」など8種類あり、いずれも1枚1000円でモニター販売中。好評なら追加生産を検討する予定で、奥道さんは「赤穂のお土産物として気軽に買い求めてもらえるようになれば」と話している。販売場所も募集中。問い合わせは奥道さんTel090・7357・1864。
掲載紙面(PDF):
2021年11月27日号(2440号)1面 (7,545,381byte)
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