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赤穂民報川柳〔第93回〕濱邉稲佐岳・選

2021年12月21日

 
▽秀作
 何もせず何も出来ずにはや師走
           大田 秀美(御 崎)
 【評】作者の言うとおり、誰もが今年の末に思ったに違いない。コロナの所為でもある。素直でリズム感が佳い。

▽佳作
 楽しさは自分でつくるゲームだよ
           田渕 清昭(西有年)

 本丸に二重なりの虹かかり
           吉村早百合(上仮屋)

 白と赤競ひ優勝は黄菊
           猪谷 信子(朝日町)
 
 * * *

 ▽応募要領=雑詠で毎月末に作品受付を締め切り、秀作1句と佳作3句を選考します
 ▽応募方法=1回につき1人1句(重複投句不可)。自作未発表の句に限る。はがきに課題と作品、住所、氏名、電話番号を楷書で明記し、〒678・0239、赤穂市加里屋58の18、赤穂民報社「川柳係」へ郵送してください。赤穂民報ホームページからも応募できます
 ▽選者=濱邉稲佐岳(川柳赤穂吟社講師)
 ▽入選句発表=赤穂民報ホームページと締切日の翌月中の紙面で発表します。


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