2021年12月22日
不正に入手した他人のキャッシュカードを使って現金を窃取したとして、赤穂署は12月22日、大阪市西成区の中国籍の留学生の少年(19)を窃盗容疑で逮捕した。
同署によると、少年は12月17日、相生市内の金融機関ATMから現金100万円を出金。引き出された口座の所有者から同日、百貨店店員を名乗る犯人にキャッシュカードをだまし取られたと被害届が出ていた。
同署によれば、21日午後、坂越地区で小学生にスマホを向ける不審者がいるとの通報があり、駆け付けた警察官が少年を任意同行。ATMの防犯カメラに写っていた犯人と着ていた服が同じで、少年のスマホに被害者のキャッシュカードの画像が保管されていたという。
調べに対し、少年は「お金をあげるからと言われて(出金を)頼まれた」と容疑を認めているという。
同署管内では16日にも百貨店店員を名乗る犯人にキャッシュカードをだまし取られる被害が発生。12月に入ってから管内であった特殊詐欺の予兆電話(アポ電)は警察が認知しただけで10件あったという。
[ 事件事故 ]