2022年01月16日
地域住民らが開通を祝った砂子橋の渡り初め
くす玉を開いて祝った砂子橋の開通式
砂子地区で15日、加里屋川の河川改修に伴い架け替え整備された「砂子橋」(橋長23メートル、幅員5メートル)の開通式があり、地域住民ら約200人が渡り初めで祝った。
同橋の周辺は川幅が狭かったため、大雨であふれた水によって農地が冠水したことが過去に度々あった。加里屋川を管理する県が2019年度から着手した一帯の河川拡幅整備に伴い、約2億円の事業費をかけて橋を架け替えた。
開通式は砂子自治会が主催した。神事に続いて獅子舞の演舞で完成を祝い、橋の名称公募で採用された坂越小5年の宮本暖加さん(11)と橋梁に設置された「砂子橋」の銘板の文字を揮毫した保育士の有田悦子さん(53)に記念品を贈呈。くす玉を開いて渡り初めを行った。有田さんは「自然豊かな加里屋川が戻ってほしいと願いを込めて橋の名前を書きました。災害のないまちになれば」と話した。
県光都土木事務所によると、道路との接合部などの付帯工事が完了するまでは数メートル下流の仮設橋を併用し、今年3月末までの完全供用を目指す。
[ 社会 ]
掲載紙面(PDF):
2022年1月22日号(2447号)1面 (4,324,331byte)
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